Facilityタグボートの設備
Facility.01タグボートの設備
タグボートは、曳船とも呼ばれ、全⻑30〜35m、全幅10m、深さ5m、喫⽔4m、総トン数200トン前後、機関出⼒3,000〜4,400⾺⼒で、⼩さいながらも⾺⼒が⼤きく、360度旋回するプロペラを2基搭載、前後左右に⾃在に進む特殊な性能を備えた船です。
⼤型船舶の⼊出港サポートや、海洋⼟⽊などで港湾機能を⽀える重要な役割を担っています。
マスト
レーダー、アンテナ、⾵向⾵速計、放⽔銃、信号灯などを備える。
操舵室
操船する場所。航海に必要なコンパスやレーダー、GPS、VHF通信機などを備える。
甲板機械
本船や構造物を曳航するためのロープ巻取り、繰り出し機械。
フェンダー
本船に接して作業を行う際に、本船を傷つけないよう船首に航空機タイヤ、船尾にラバーフェンダーを装着。
プロペラ
エンジンの動⼒を推進力に変換。全旋回型推進装置は全方向にプロペラの向きを変えることができ、高い機動力を実現。
船員居住区
乗組員が船内で⽣活できるよう、キッチン、浴室、トイレ、洗濯機などを備える。
機関室
船の動力となるディーゼルエンジン2基を搭載。出力は3,000〜4,400馬力となる。発電機も搭載。
旅客室(パイロットルーム)
パイロット(水先人)やゲストを迎える居室。
サロン
作業準備の打合せや食事、休憩、談話などに利用できる。
個室
船長、機関長をはじめ、乗組員が利用可能。プライベートもしっかり確保。